合気道で頻繁に使われる受身です。首の筋肉と腹筋が強くないと、後ろ頭を打ちます。
稽古中はもちろんですが、遊ぶときにも役に立つ場面があります。地球儀から振り落とされた子どもが、後ろ受け身のおかげでかすり傷で済んだという例もあります。弱い後頭部をぶつけないよう、前受け身以上に身につけましょう。
1、膝をつく
立った状態から片膝をつきます。足の指が立たないようにします。

2、転び方
ある程度、転び方<1>を覚えたら、後転しましょう。最初に首を傾けておいてから回ると良いでしょう。握手した状態からすると、意識しなくても自然に形が出来てきます。
7、回数・スピード
とにかく少しでも多く受け身をするようにしましょう。10本を1セットとしてやっていくといいでしょう。1カ所づつ注意しながらすると、すぐに4・5セットできます。起きあがりを早くするとスピードが増します。早く後転しようとすると、形が崩れますので注意しましょう。
※よく見られる失敗例
最初出来ていても、次第に気がゆるむと駄目になりやすいポイントがあります。特に注意してください。
1、つま先立つ(足をついたとき)
2、畳で手を叩かない
3、首を逆方向に傾けてしまう
4、回転するとき手の位置が違う
5、いつまで立っても起きない。または遅い。